リウマチの物理・理学療法とその種類
活性2型コラーゲンを摂取した28名全員の痛みや腫れの症状が改善、内4名は完全回復! ― ハーバード大学医学部での臨床結果より。
科学誌「サイエンス」にも掲載された確かな臨床例、今までなにをしても治らなかった人にこそ読んでほしい一冊。
母がリウマチだというので、何か参考になる本は・・・と思った時に、新聞に掲載されていたので購入して読んでみました。
最新の薬の状況や医者の話などが詳しく説明されていて、母はそのサプリを購入して飲み始めました。
体質などで人によって違いはあるでしょうが、一読してみる価値はありそうな本です。
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温熱、寒冷、マッサージ、電磁波などの物理的・理学的手段を用いた治療法を「物理療法」または「理学療法」といいます。
物理・理学療法が現在のリウマチ治療学上でどれくらいのウエイトを占めているかを、慢性関節リウマチの教科書を例にみてみましょう。
いまから40年以上前の1953年には、アメリカのホランダー博士のリウマチ病学教科書第五版では、物理療法について42ページが割かれていました。
しかし、1989年の同教科書第二版(マッカーティ博士編纂)では、5ページ足らずしか物理・理学療法にあてられていません。
1953年の教科書と1989年の教科書を比べてみると、
物理療法のなかの温熱・冷却療法は7ページから1ページ余に、電気療法が10ページから2ページ半に、水治療法が10ページから半ページ足らずに、マッサージが15ページから同じく半ページ足らずに、それぞれ記述内容が縮小されています(いずれも文字数に換算したページ数)。
一方、運動療法は12ページが12ページ半となってほとんど変化のないことを思えば、かつて重要と考えられていたこれらの治療法は、現在ではそれほど重要視されなくなり、「運動療法を中心とするリハビリテーション医療の補助手段」として位置づけられていることがわかります。
物理・理学療法のうちの温熱療法は、いわゆる「あたためる治療法」で、ホットパックやパラフィン浴などが含まれます。
ホットパックは、熱いお湯につけたタオルをしぼって患部をくるみ、その上を乾いたタオルで二重三重にくるんで熱の放散を防ぎ、患部をあたためる方法です。
パラフィン浴は、七五〜八〇℃で溶かしたパラフィン槽に患部を短時間つけてすぐに引き上げるか、または溶けたパラフィンをパケで患部に塗り、皮膚にパラフィンの薄膜をつくって、熱の伝導を遮断し、患部をあたためる方法です。
冷却療法はアイスノンまたは氷のうで患部を冷やす方法で、アイスマッサージは水のうで患部をマッサージするように冷やす方法です。
あたためるにしても冷やすにしても、皮膚の上からでは熱はせいぜい皮下数ミリまでしかとどきません。
そこで、超短波やマイクロウエーブなどの高周波の電磁波を用いて患部を内部からあたためる方法が開発されました(ジアテルミー)。
これは電子レンジの原理と同じですが、電波のほかに超音波も利用されます。
この方法ではたしかに筋肉などの鞍部組織をあたためることができますが、関節を内部からあたためるとなると問題が出てきます。
慢性関節リウマチでは関節に炎症があるので、その炎症組織をあたためることになり、炎症を悪化させるようにはたらいてしまうのです。
関節内の温度が上がると炎症組織内の組織分解酵素の活性も上がり、組織破壊が進むことが証明されています。
また人工関節など患部に金属が入っている場合には、このような治療法はぜったいに行ってはなりません。
マッサージは、かつてのリウマチ病学教科書では多くのページを割いて実にくわしく書かれていました。
慢性関節リウマチでは動かなくなった関節のまわりに血液の流れの悪い場所がたくさんできており、循環不全によっていつも酸素不足の状態におかれています。
このような場所をマッサージすれば、血液の流れがよくなって、痛みやこりが軽くなります。
ただし効果は一時的なので、そのあと自力で運動し、マッサージの効果を高めていくことが重要です。
マッサージは他人の力で患部の血液の流れをよくする方法ですが、運動は自分の力で患部の血液の流れをよくするわけで、血液循環の改善の程度は後者のほうがはるかに勝っています。
かつてのリウマチ病学教科書ではマッサージを大きく取り上げていましたが、現在の教科書ではわずかな記述しかありません。
この変化は、そのあたりの事情を物語っているものと思われます。
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