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人工関節について
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リウマチの補装具
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リウマチと絶食療法
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リウマチの食事療法
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リウマチの民間療法の考え方
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温泉療法での注意点
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リウマチと温泉療法
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リウマチの物理・理学療法とその種類
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リウマチの総合的治療計画
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リウマチの基礎療法
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リウマチのくすりと早期治療の重要性
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リウマチ治療の専門科
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人工関節について
「いろいろ試しましたがこれが一番良かったです。」
シルクハンドウォーマーは大好評!
リウマチやへバーデン結節、指関節痛の方からの熱烈リクエストで指長VerのMAXが完成です!
指1本1本を包んでくれるから、ビックリするほど暖かいんです。
いつでもさらさらシルクの感触が、「シルクしか使えない」と根強いファンを生んでいます。
リウマチさんの必需品!第二関節が炎症を起こしちゃうリウマチさんに手放せない1品。1双しか買わなかったのを後悔しています。
第1関節まである分もたつくかと思いきや、届いた当初からグーに握ると第1関節中央にようやくかかるかぐらい。
1・2回洗濯した今は指を伸ばしていても第1関節丸出しで、あと1cmぐらい長くてもいいかなという感じです。
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リウマチのため膝関節や股関節が壊れて歩けなくなった患者さんの場合、関節の壊れ方がある程度以上になると、内科的治療やリハビリだけではよくならず、人工関節などの手術的手段によらないと、歩けるようにならない事態となります。
最近は人工関節の素材や手術術式の改良が進み、膝関節と股関節については手術予後が大幅に改善され、その恩恵に浴する患者さんが増えてきています。
しかし予後が改善されたとはいえ、人工関節には問題もあります。
問題の第一は、人工関節の耐用年数です。
関節は常時大きな力のかかるところですから、長い期間には人工関節の噛み合わせの部分がすり減る磨耗現象が避けられません。
現在の進歩した人工関節でも、その耐用年数は10年から20年とされていますので、それくらいの年月が経過したら人工関節の取り替えを考慮しなければなりません。
そのため若い患者さんの場合は、人工関節手術はできるだけ先送りしたほうがよいとされます。
問題の第二は人工関節を支える骨の問題で、入れた人工関節を支える骨がしっかりしていなければ人工関節は安定せず、その上に体重を乗せて歩くことはできません。
手術後も全身のリウマチ炎症が沈静化しないまま経過するとか、年をとって骨粗鬆症が進行した場合など、
骨の萎縮がひどくなって、人工関節と骨組織の間にゆるみを生じ、再手術が必要になるケースもあります。
問題の第三は人工関節は生体にとって異物であるという点です。
人工関節は生体と反応しにくい素材からできているといっても、長い間には素材と生体間の相互作用が問題となります。
特に多関節手術のように異物の数が多くなると、生体内で「血が通わない」領域が増えることになり、手術に伴う脈管閉塞も加わって、浮腫や冷感など局所の循環障害が増し、結果として生体の活力が阻害されます。
関節機能の廃絶に対して、最終的に人工関節による救いの道が残されてはいるものの、できるかぎりそこへの道を辿らぬよう、関節破壊の進行予防に努めるべきと考えます。
カテゴリー:リウマチの治療
リウマチの補装具
「いろいろ試しましたがこれが一番良かったです。」
シルクハンドウォーマーは大好評!
リウマチやへバーデン結節、指関節痛の方からの熱烈リクエストで指長VerのMAXが完成です!
指1本1本を包んでくれるから、ビックリするほど暖かいんです。
いつでもさらさらシルクの感触が、「シルクしか使えない」と根強いファンを生んでいます。
リウマチさんの必需品!第二関節が炎症を起こしちゃうリウマチさんに手放せない1品。1双しか買わなかったのを後悔しています。
第1関節まである分もたつくかと思いきや、届いた当初からグーに握ると第1関節中央にようやくかかるかぐらい。
1・2回洗濯した今は指を伸ばしていても第1関節丸出しで、あと1cmぐらい長くてもいいかなという感じです。
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ギプス包帯、副子(スプリント)、装具(ブレース)、コルセット、カラー、靴、つえ、松葉づえなど、
肢体不自由の人がからだやからだの一部を支持・固定して、姿勢保持または関節運動機能を改善するために装着・使用するものを、「補装具」と総称しています。
慢性関節リウマチで補装具を使う目的には、
(1)固定による鎮痛
(2)安静による消炎
(3)免荷(特定の関節に過大な負荷がかからないようにする)
(4)変形・拘縮の予防と矯正
(5)異常または過剰運動の制限などがあります。
よい補装具の条件は、まず第一に軽くて耐久性があり、皮膚に直接触れても刺激性がないこと、装着した場合に見苦しくないこと、などです。
補装具は自力で容易に着脱できるものでなければならず、また、ほかの関節のはたらきをさまたげたり、ほかの関節に大きな負荷をかけるものであってはなりません。
くびの装具
頸椎は七つの骨でできていますが、いちばん上の第一頸椎(環椎)と二番めの第二頸椎(軸椎)のあいだに頸椎で最大の関節(環軸関節)があり、
慢性関節リウマチではしばしばこの関節に症状がでます。
環軸関節がおかされると痛みでくびがまわらなくなり、また関節が不安定となってずれ環軸亜脱臼)、さらに進むと環椎の圧迫骨折や頸髄障害による神経痛や神経麻痺をおこします。
慢性関節リウマチの頸椎病変は、慢性関節リウマチ治療のなかでももっとも対応のむずかしいものの一つで、「頸椎カラー」以外に適切で具体的な対策がみあたらないのが実情です。
頸椎カラーは、高さを調節できるプラスチック製のものが市販されています。
装着の目的は、くびの動きを制限することによって頸椎関節の安静を保ち、痛みを軽くすることにあります。
頸椎をさらにしっかり固定したり、頸椎にかかる重みを減らす目的のためには、フィラデルフィアカラーやハローベストがあります。
カラーをするとどうしてもくびの動きが悪くなるので、ときどきカラーを外してくびの運動をしなければなりません。
手指の装具
慢性関節リウマチでは、ほとんどかならずといってよいほど手指の変形がみられますが、その進行をストップさせるよい装具は、いまのところほとんどありません。
患者さんが夜寝るときに指や手関節に装着する「ナイトスプリント」は、これまでさまざまな形のものが考案・発表されてきましたが、手指の変形防止にはほとんど役立ちません。
変形の進行を防止するには、実際に手指に力がかかるときに装着するものでなければなりません。
そのためには手を使って仕事をする昼間の時間帯に装着する「ワーキングスプリント」でなければなりません。
この意味では、指関節の不安定な動きや過伸展を制限する、指輪型の「スリップオン・スプリント」が、実用性が高いと考えられます。
足しの装具
慢性関節リウマチによる足の変形は、痛みのために歩行を困難にします。
しかも変形は年とともに進んでいくので、患者さんをもっとも苦しめる障害の一つです。
足の指の曲がりを防ぐために「ベルケマン装具」など、さまざまなスポンジ製のパッドや装具が市販されています。
また身体障害者用の補助具や靴を売っている店もあります。
足の変形にたいしては、「アーチサポート」やパッドを入れたり、足の裏の形にあわせた足底板や足型にあわせた「靴型装具」をつくるなど、さまざまな対応が工夫されています。
ヨーロッパなどには、このような足のトラブルを診断し、障害に対応する靴や装具をつくる特別な資格をもった専門家がいますが、
わが国にはまだこのような専門家はおらず、個々のクリニックでPT(理学療法士)、OT(作業療法士)や装具屋さんが、医師の要請によって個別に対応しているのが現状です。
免荷・支持のための補装具
つえ、松葉づえ、T字状つえなどは、姿勢保持のための支えとして用いられます。
このほか、つえは下肢荷重関節にかかる負担を上肢で一部分担する役割(免荷)ももっています。
免荷率は両松葉づえの場合でも50%以下で、つえではさらに小さくなります。
ひざの関節では、免荷と安定性を高めるために、側面に継手のついた「長下肢装具」などが考案されています。
自助具
肢体不自由の慢性関節リウマチの患者さんの日常生活の不便さを補うために、さまざまな自助具が工夫されています。
髪をとかすための長い柄のついたくし、握りやすくするために柄を長く太くしたさじや歯ブラシ、包丁や床のものをとるためのリーチャーなど、患者さんがそれぞれ工夫してつくった独自のものも数多くあります。
カテゴリー:リウマチの治療
リウマチと絶食療法
1日目安量(14粒)に、グルコサミンの有効量といわれる1.5gを配合。
グルコサミンと共に軟骨の構成成分であるコンドロイチンとヒアルロン酸を配合。
・骨粗鬆症が気になる方
・変形性関節症
・リウマチ
・美容に気をつけている方
にお勧めです。
母が飲み続けている物です。これを飲み始めてからこわばり気味だった指先が滑らかに動く様になったそうです。
継続が必要なので、これからも続けます。
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絶食療法は「毒物や不浄な汚れを体外に排泄し、身体を清める」という考えにもとついて、むかしからうつ病、高血圧、糖尿病、肥満、各種の関節疾患など、いろいろな病気の治療に試みられてきました。
そして慢性関節リウマチにたいしては、内分泌・自律神経バランス・代謝平衡に及ぼす絶食療法の影響、とくにその免疫抑制作用と抗炎症作用が注目され、研究されてきました。
1983年、スウェーデン・ルンド大学内科教授・スコルドスタム博士は、栄養状態のよい慢性関節リウマチの患者さん15人に一週間から10日間の絶食療法を行い、関節の痛みや腫れがひき、血沈などの検査所見が改善されるのを見出しました。
しかし、この絶食効果は一過性で、患者さんが絶食をやめて普通食にもどると改善効果はしだいになくなり、病気はもとにもどってしまいました。
絶食療法が終わった段階で食事を厳密な「菜食」にすると絶食の効果が長つづきするという研究報告もありますが、ほかの研究者によってまだ追認されていません。
絶食療法の抗リウマチ効果は、絶食によって外部から供給されるエネルギーがなくなるため、生体が内部の貯蔵エネルギーに依存せざるをえなくなり、
体内のエネルギー代謝経路が大幅に変更され、生きていくうえで不可欠の代謝がまず優先される結果、炎症反応の代謝経路が抑えられるため、と考えられています。
このように、絶食療法の効果は学問的には興味ある研究テーマですが、実際に臨床的に応用できるかどうかは疑問です。
安静療法でいつまでも安静をつづけられないのと同じで、いつまでも絶食療法をつづけるわけにはいきません。
また、この療法は、慢性関節リウマチの患者さんのなかで肥満して栄養状態がよく、オーバーウエイトぎみの人に試験的に短期間行うのはよいかもしれませんが、
病状がひどく、やせて消耗している患者さんにやってはいけません。
わが国でも、民間療法としていろいろな病気に絶食療法が行われていますが、実際に絶食療法で病状がひどく悪化した慢性関節リウマチの患者さんがいます。
くれぐれも安易にこのような民間療法にとびつかないよう、注意が必要です。
カテゴリー:リウマチの治療
リウマチの食事療法
”ANTは、アントではなくて、エイエヌティ。”
あの超有名人気漫画家もかつてリウマチに苦しんでいるとき、この製品を知り愛用されているということはよく知られています。
エーエヌティは、亜鉛やセレンなどミネラルを豊富に含みます。
中国衛生部(厚生省)が薬用および食用に認可した唯一のアリ、擬黒多刺蟻・ぎこくたしあり (学名 Po1yrhachisviva Roger)のみを使用ています。
とくに、マンガンは玄米の26倍!
『関節が痛い。強い疲労感がある。』体調不良で毎日がつらい時にANTを服用し始めました。中国漢方において蟻は、関節痛の改善および痛みの原因である血行不良を改善する薬として処方されているそうです。
私ではなく母用に購入しています。
使用してから3ヶ月ほどたちますが、関節痛がまったく無くなったそうなので、リピートして購入しています。
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糖尿病や高血圧など慢性の成人病では「食事療法」がたいせつです。
慢性関節リウマチでも、「なにか病気によい栄養素や食べものはないか」と、ありとあらゆる食品が試されてきました。
これもアメリカの統計ですが、リウマチの患者さんの50%以上は、病院でもらうくすりのほかに、
俗に世間で「リウマチによい」といわれるなんらかの民間薬や栄養食品を使用しているといわれます。
しかしこれまで学問的には、慢性関節リウマチに特別よい栄養素や食品はみつかっておらず、「リウマチには特別な食事療法はない」と考えられてきました。
ただし、近年ではある種の油の成分が慢性関節リウマチに効きめがあるのではないかといわれています。
魚油や植物油の成分の効果
1980年に北欧のある学者がグリーンランドに住むエスキモーの疫学調査を行い、エスキモーにはヨーロッパ人に比べて心筋梗塞、ぜんそく、糖尿病、乾癖が少ないことを報告しました。
その後の研究で、エスキモーには動脈硬化症ばかりでなく、慢性関節リウマチや自己免疫疾患も少ないことがわかり、
その理由として彼らの食生活、とくに豊富な魚油の摂取が原因ではないかと考えられるようになってきました。
この当時、すでに魚油、とくにイワシやサバなどの青魚には、動脈硬化症を予防するはたらきをもつ不飽和脂肪酸が豊富に含まれていることが知られていたのです。
1985年にニューヨーク・アルバニー医科大学リウマチ科主任内科教授・クレマー博士は、
魚油のなかの有効成分である二つの長鎖不飽和脂肪酸(エイコサペンタエン酸[EPA]とドコサヘキサエン酸[DHA])を慢性関節リウマチの患者さん17人に三ヶ月間授与し、関節の腫れや朝のこわばりが軽くなるのを見出しました。
さらに、1988年には、英国スコットランドのベルチ博士らが、
魚油のなかの脂肪酸と似た長鎖不飽和脂肪酸ガンマリノレン酸(GLA)を慢性関節リウマチの患者さん49人に授与し、自覚症状は改善されないものの、併用していた非ステロイド性抗炎症薬を減らしたり中止できることがわかりました。
このガンマリノレン酸は、むかしからある民間療法の一つで、植物の種子からとった油(オオマツヨイグサ、ルリヂシャ、クロスグリなどの「種油」)のなかにたくさん含まれているものです。
これらの研究がきっかけとなって、魚油や植物油に含まれる不飽和脂肪酸の基礎的研究が盛んになり、慢性関節リウマチにたいする臨床治験がつぎつぎに行われ、しだいにその有効性が認められてきました。
これらの脂肪酸は、非ステロイド性抗炎症薬が炎症反応の仲介酵素であるシクロオキシゲナーゼを抑えて抗炎症作用を発揮するように、
シクロオキシゲナーゼを含む他の「炎症反応仲介酵素」を幅広く抑えこむことで抗炎症作用を発揮するものと考えられています。
臨床的にみた場合、これらの脂肪酸の抗リウマチ作用はそれほど劇的なものではありませんが、
とくに重い副作用もなく、非ステロイド性抗炎症薬や抗リウマチ薬の効きめを高める食事療法の素材として、今後ますます脚光を浴びてくるものと期待されます。
骨粗髭症予防のためのカルシウム補給
慢性関節リウマチでもう一つ重要な栄養素はカルシウムです。
この病気では、炎症・ステロイド療法・運動不足の生活・栄養障害などで、かならずといってよいほど骨粗韓症を合併します。
慢性関節リウマチに合併する骨粗韓症は、カルシウムが骨から血液中に溶けだすにもかかわらず、血液中のカルシウムが骨にとりこまれないためにおこるものです。
したがって、カルシウムの不足によっておこるわけではなく、カルシウムを補給すれば骨粗韓症を予防・改善できるというほど簡単なものではありません。
それでも、カルシウムが不足すると治るものも治らず、事態はいっそう悪くなってしまいます。
ですからやはり、カルシウムはじゅうぶんにとることがたいせつです。
カテゴリー:リウマチの治療
リウマチの民間療法の考え方
パインニードルオイル(松葉油)を主成分とした弱アルカリの薬用入浴剤です。
パインニードルオイル(松葉油)を配合し、保温効果を高める数種類の成分で作られた弱アルカリの薬用入浴剤(医薬部外品)です。
温泉に入ったような気分で一日の疲れをほぐし、心身ともにリラックスしていただけます。
ゆったりとしたバスタイムをお楽しみ下さい。
【効能】
神経痛・リウマチ・腰痛・冷え症・産前産後の冷え症・痔・肩こり・うちみくじき・疲労回復・荒れ症・アセモ・しもやけ・あかぎれ・にきび・しっしん
温まりかたが違います。
入浴後はポカポカしています。家族で敏感肌の人がいましたが肌荒れもなく喜んで使用しています。
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むかしからリウマチには、医師による医学的な治療法のほかに、民間の素人によるいろいろな治療法が試みられてきました。
各種ビタミン療法、硫黄、蜂毒、大風子油、蛇毒、ヨード、草花のエキスや木の実、植物の種子、免疫ミルク、漢方薬、海藻エキス、クロレラ、カラス貝のエキス、亜鉛、ヒ素、ゲルマニウム、卵黄エキス、蜂蜜、ロイヤルゼリー、カニの甲羅、各種プロテイン混合製剤などの内服療法、蛇油、タラ肝油、オリーブオイル、石油、ケロセン、アロエエキスなどの局所外用療法などのほか、
腕輪、ネックレス、ペンダント、磁気バンド、磁気まくら、磁気マット、低周波通電、酸素局所注入療法、塩もみ療法から厩舎のかいぼの山に全身を埋める方法まで、
洋の東西を問わずありとあらゆる治療法が試みられてきました。
これらはほとんどすべて、素人の口から口へと伝えられる根拠のない民間療法で、その効果が医学的・客観的に証明されたものではありません。
しかし、慢性関節リウマチは難病で、主治医の指示どおりくすりをのんでも、かならずしも期待したとおりに病気がよくなるとはかぎりません。
患者さんとしては、こういうときにたまたま家族や知人から
「これをのんでよくなった人がいる」
と聞かされ、ある種の民間薬や栄養食品をすすめられると、試してみようという気になっても不思議ではありません。
アメリカのある調査によると、リウマチの患者さんの90%以上が、病院での治療以外になんらかの栄養食品や民間薬をのんだり、民間療法や健康法を試みているといわれます。
病院で主治医に「病気の見通し」をたずねても、主治医の口から「明るい予後を保障する言葉」は聞かせてもらえません。
医師は患者さんにたいして誠実でありたいと願い、病気の経過や予後についてできるだけ正直に伝えようと努めます。
最近の訴訟社会においては、なおさら医師のほうも防衛的な診療姿勢となり、患者さんに病気について「あまり楽観的な印象をもたれない」ように話すことでしょう。
その結果、患者さんには将来への不安が強く残り、そこにさまざまなインチキ療法がはびこる余地が生じます。
病院での話には「夢」がないのに、インチキ療法の業者は患者さんに「夢」を売るからです。
1980年のアメリカでの調査によれば、リウマチの患者さんが病院での正規の医療以外の民間医療に使う金額は、年間10億ドルにも達すると試算されています。
民間療法は、一般に身近にあって、実行するのも手軽なうえに安全で費用もかからず、かりに効果がなかったとしてもすぐにやめれば実害のない治療法が多いものです。
しかしなかには副作用があったり、効果がないのにお金ばかりかかる治療法もあります。
たとえば、以前、台湾のリウマチのくすりにステロイド入りの漢方薬がありました。
この例でみるように、漢方薬だからといって、かならずLも安全とはかぎらないのです。
わたくしの病院にみえる患者さんのなかにも、毎月何万円もかかる栄養食品を用いている人や、何十万円もする電気医療機器を買わされた人がいます。
「そんなお金があるなら、おいしいものでも食べたほうがましだ」
と健康な人ならだれしも思うところですが、慢性関節リウマチの患者さんの「わらにもすがりたい」気持ちの表れと考えると理解できるのではないでしょうか。
カテゴリー:リウマチの治療
温泉療法での注意点
パインニードルオイル(松葉油)を主成分とした弱アルカリの薬用入浴剤です。
パインニードルオイル(松葉油)を配合し、保温効果を高める数種類の成分で作られた弱アルカリの薬用入浴剤(医薬部外品)です。
温泉に入ったような気分で一日の疲れをほぐし、心身ともにリラックスしていただけます。
ゆったりとしたバスタイムをお楽しみ下さい。
【効能】
神経痛・リウマチ・腰痛・冷え症・産前産後の冷え症・痔・肩こり・うちみくじき・疲労回復・荒れ症・アセモ・しもやけ・あかぎれ・にきび・しっしん
温まりかたが違います。
入浴後はポカポカしています。家族で敏感肌の人がいましたが肌荒れもなく喜んで使用しています。
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わが国では、手足の痛む病気をすべて「リウマチ・神経痛」とよぶ慣習がありますが、このなかには異なった病気が数多く含まれています。
「リウマチ・神経痛」を学問的にいえば「リウマチ性疾患」となりますが、これには大きく分けて炎症性と非炎症性の二つの疾患群があります。
炎症性のリウマチ性疾患の代表が慢性関節リウマチで、非炎症性のリウマチ性疾患の代表が「変形性関節症」です。
一般に温泉の温熱作用や刺激作用、変調作用は「非炎症性のリウマチ性疾患」にたいしてすぐれた治療効果を発揮しますが、
「炎症性のリウマチ性疾患」にたいしては、ホメオスターシスの乱れを増幅して一過性に炎症を悪化させる方向にはたらくことが多く、注意が必要です。
俗に「リウマチには温泉」といいますが、この場合のリウマチはおもに「非炎症性のリウマチ性疾患」を指していることに留意する必要があります。
わが国には古来「湯治」とよばれる伝統的な温泉療法があります。
これは農家の人々が農閑期などを利用して近くの温泉にでかけ、3〜4週間自炊しながら温泉療法を行うもので、現代医学からみても、気分転換、休養、心身のリフレッシュ、レクリエーション、森林浴や転地療養をかねた、まことにすぐれたリハビリテーション医療とみなすことができます。
また、生体には外界からの刺激のくり返しにたいして適応していく性質(慣れ)があり、温泉にたいする生体反応は2〜4週間で平衡状態に達します。
したがって湯治が2〜4週間で切り上げることになっているのも理にかなったことです。
ただし温泉療法は生体にたいして、非特異的な「刺激・変調療法」として作用しますので、血沈やCRP値が高く炎症のはげしいタイプの慢性関節リウマチ、
発熱・やせなどの全身症状をともなう急性憎悪期の慢性関節リウマチ、
血管炎や関節外症状をともなう悪性関節リウマチには、温泉療法は通しません。
いずれにしても、リウマチ性疾患の患者さんが温泉に行きたい場合には、主治医と相談することがたいせつです。
カテゴリー:リウマチの治療
リウマチと温泉療法
パインニードルオイル(松葉油)を主成分とした弱アルカリの薬用入浴剤です。
パインニードルオイル(松葉油)を配合し、保温効果を高める数種類の成分で作られた弱アルカリの薬用入浴剤(医薬部外品)です。
温泉に入ったような気分で一日の疲れをほぐし、心身ともにリラックスしていただけます。
ゆったりとしたバスタイムをお楽しみ下さい。
【効能】
神経痛・リウマチ・腰痛・冷え症・産前産後の冷え症・痔・肩こり・うちみくじき・疲労回復・荒れ症・アセモ・しもやけ・あかぎれ・にきび・しっしん
温まりかたが違います。
入浴後はポカポカしています。家族で敏感肌の人がいましたが肌荒れもなく喜んで使用しています。
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わが国は二千有余の温泉地をもつ世界屈指の温泉国です。
また温泉地の温泉の一つひとつがよく整備され、国民の多くが日常的に旅行やレジャー、心身のリフレッシュや健康の保持、病気の療養に温泉を活用しています。
まさに日本は世界一の温泉大国といってよいでしょう。
温泉は神代のむかしから、さまざまな病気の治療に利用されてきました。
なかでもリウマチは、「温泉療法」の適応疾患の筆頭にあげられてきました。
全国どこに行っても、リウマチにたいする効能をうたった温泉が圧倒的に多いのです。
しかしこの場合、リウマチとはかならずLも慢性関節リウマチだけを指す言葉ではなく、広い意味での「リウマチ性疾患」全体を指す言葉と解釈されます。
人体にたいする温泉浴の作用は、
(1)温熱作用
(2)機械的作用(水圧、浮力等の水力学的作用)
(3)化学的作用(含有成分の作用)の三つがあげられますが、
(4)温泉浴をくり返すことによってこれらの作用が総合して生体にひきおこす「非特異的」な「変調作用」
が重要であるとされています。
温泉の化学的作用
温泉に含まれている化学成分の作用は温泉特有のもので、各温泉が含有する独特の化学成分、いわゆる泉質によってその温泉特有の効能が発揮されます。
たとえば食塩泉は浴後のほとぼり感が長もちするため「あたたまる湯」といわれ、
炭酸泉や硫化水素泉は皮膚の血管を拡張して血圧降下作用や利尿作用を現すため、「血圧の揚」とか「中風の揚」などとよばれます。
温泉に含まれている化学成分のあるものは、皮膚を通って体内に吸収され、組織内でさまざまな生物学的作用を示すことが知られています。
従来、リウマチに効く温泉としては、硫黄泉、酸性泉、塩化物泉、放射能泉、アルカリ性単純泉などがあげられてきましたが、
とくに「リウマチに有効な化学的成分として特定されたものがある」わけではなく、温熱作用やつぎに述べる「変調作用」など、温泉のもつ「非特異的」な「健康増進作用」があいまって、リウマチ治療に効果を発揮するものと考えられます。
温泉の変調作用
温泉浴をくり返すと、温泉の温度、水圧や浮力、含有成分やbHなどの刺激が皮膚を通してストレッサー(ストレス源)としてはたらき、
生体のホメオスターシス(生体が外界の環境変化にたいして、内分泌や自律神経のバランス、免疫反応などの調節機構を通じて内部環境を一定に維持する機構)に「揺さぶり」をかけ、
自律神経やホルモンのバランス、代謝平衡や血管透過性、抗原刺激にたいする感受性や免疫反応など、さまざまな生理機能の変調をひきおこします。
刺激が強すぎて「揺さぶり」が大きすぎると、ホメオスターシスのバランスが崩れて生体は疲労と失調状態になります。
これが「湯あたり」とよばれる現象で、
倦怠感、疲労感、食欲不振、不眠、頭痛、不安感などの「ばくぜんとした調子の悪さ」のほかに、慢性関節リウマチでは関節の腫れや痛みの増大、熱発などの症状の悪化がみられます。
「湯あたり」は、温泉刺激にたいする「生体防衛反応」が一時的に壊れた状態と考えることができます。
一方、刺激の強さが適切な場合には、「揺さぶり」は「自律神経や血管運動神経バランスの異常を正し、ホメオスターシスの乱れを正常化する」ようにはたらくと考えられます。
これが温泉の「正常化作用」とよばれるもので、含有成分など温泉ごとの特異的な作用によるものではなく、温泉地の環境因子も含めた温泉全体の総合作用という意味で、
温泉の「非特異的健康増進作用」とよばれています。
カテゴリー:リウマチの治療
リウマチの物理・理学療法とその種類
活性2型コラーゲンを摂取した28名全員の痛みや腫れの症状が改善、内4名は完全回復! ― ハーバード大学医学部での臨床結果より。
科学誌「サイエンス」にも掲載された確かな臨床例、今までなにをしても治らなかった人にこそ読んでほしい一冊。
母がリウマチだというので、何か参考になる本は・・・と思った時に、新聞に掲載されていたので購入して読んでみました。
最新の薬の状況や医者の話などが詳しく説明されていて、母はそのサプリを購入して飲み始めました。
体質などで人によって違いはあるでしょうが、一読してみる価値はありそうな本です。
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温熱、寒冷、マッサージ、電磁波などの物理的・理学的手段を用いた治療法を「物理療法」または「理学療法」といいます。
物理・理学療法が現在のリウマチ治療学上でどれくらいのウエイトを占めているかを、慢性関節リウマチの教科書を例にみてみましょう。
いまから40年以上前の1953年には、アメリカのホランダー博士のリウマチ病学教科書第五版では、物理療法について42ページが割かれていました。
しかし、1989年の同教科書第二版(マッカーティ博士編纂)では、5ページ足らずしか物理・理学療法にあてられていません。
1953年の教科書と1989年の教科書を比べてみると、
物理療法のなかの温熱・冷却療法は7ページから1ページ余に、電気療法が10ページから2ページ半に、水治療法が10ページから半ページ足らずに、マッサージが15ページから同じく半ページ足らずに、それぞれ記述内容が縮小されています(いずれも文字数に換算したページ数)。
一方、運動療法は12ページが12ページ半となってほとんど変化のないことを思えば、かつて重要と考えられていたこれらの治療法は、現在ではそれほど重要視されなくなり、「運動療法を中心とするリハビリテーション医療の補助手段」として位置づけられていることがわかります。
物理・理学療法のうちの温熱療法は、いわゆる「あたためる治療法」で、ホットパックやパラフィン浴などが含まれます。
ホットパックは、熱いお湯につけたタオルをしぼって患部をくるみ、その上を乾いたタオルで二重三重にくるんで熱の放散を防ぎ、患部をあたためる方法です。
パラフィン浴は、七五〜八〇℃で溶かしたパラフィン槽に患部を短時間つけてすぐに引き上げるか、または溶けたパラフィンをパケで患部に塗り、皮膚にパラフィンの薄膜をつくって、熱の伝導を遮断し、患部をあたためる方法です。
冷却療法はアイスノンまたは氷のうで患部を冷やす方法で、アイスマッサージは水のうで患部をマッサージするように冷やす方法です。
あたためるにしても冷やすにしても、皮膚の上からでは熱はせいぜい皮下数ミリまでしかとどきません。
そこで、超短波やマイクロウエーブなどの高周波の電磁波を用いて患部を内部からあたためる方法が開発されました(ジアテルミー)。
これは電子レンジの原理と同じですが、電波のほかに超音波も利用されます。
この方法ではたしかに筋肉などの鞍部組織をあたためることができますが、関節を内部からあたためるとなると問題が出てきます。
慢性関節リウマチでは関節に炎症があるので、その炎症組織をあたためることになり、炎症を悪化させるようにはたらいてしまうのです。
関節内の温度が上がると炎症組織内の組織分解酵素の活性も上がり、組織破壊が進むことが証明されています。
また人工関節など患部に金属が入っている場合には、このような治療法はぜったいに行ってはなりません。
マッサージは、かつてのリウマチ病学教科書では多くのページを割いて実にくわしく書かれていました。
慢性関節リウマチでは動かなくなった関節のまわりに血液の流れの悪い場所がたくさんできており、循環不全によっていつも酸素不足の状態におかれています。
このような場所をマッサージすれば、血液の流れがよくなって、痛みやこりが軽くなります。
ただし効果は一時的なので、そのあと自力で運動し、マッサージの効果を高めていくことが重要です。
マッサージは他人の力で患部の血液の流れをよくする方法ですが、運動は自分の力で患部の血液の流れをよくするわけで、血液循環の改善の程度は後者のほうがはるかに勝っています。
かつてのリウマチ病学教科書ではマッサージを大きく取り上げていましたが、現在の教科書ではわずかな記述しかありません。
この変化は、そのあたりの事情を物語っているものと思われます。
カテゴリー:リウマチの治療
リウマチの総合的治療計画
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慢性関節リウマチの総合的治療計画は、「リウマチの治療ビラミッド」をみると理解しやすいと思います。
ピラミッドの底辺におかれている基礎療法は、すべての慢性関節リウマチの患者さんに適用される基本的治療法で、
その土台の上に薬物療法がピラミッド型の階段状に積み重ねられています。
土台近くに位置している治療手段ほど広く行われている一般的な治療法で、副作用のリスクも相対的に少なくなっています。
これにたいして、上にいくほど、よりコントロールが困難な限られた症例にたいする治療法となり、
特殊性が増すと同時に、副作用などのリスクファクターも増えてくることを意味しています。
ピラミッドの側面におかれている「関節内ステロイド注射」と「整形外科的治療」は、適応があれば、いかなる時期にも通用される一般的な治療手段であることを示しています。
慢性関節リウマチの薬物療法は、ピラミッドの土台に近い治療手段からスタートし、
それでだめなら、一段上の治療手段を追加併用し、
それでもだめなら、さらにその上の治療手段を追加併用していきます。
あたかも、ピラミッドの階段を下から順番に上っていくような「積重ね式多剤追加併用療法」ということができます。
この慢性関節リウマチの治療ピラミッドは、1972年にイギリスのスミス博士によって提案されたもので、
その後もいろいろな研究者が原案に多少の改変を加え、それぞれ自分の理想とする治療ピラミッドを発表してきました。
しかし、治療ピラミッドの骨子をなす「積重ね式多剤追加併用療法」の基本はかわらず、1989年に米国ワシントン大学リウマチ科主任教授・ウイルスク博士によって治療ピラミッドにたいする批判が出るまで、17年の長きにわたり慢性関節リウマチ治療の「基本指針」とされてきました。
ピラミッド治療方式に従えば、薬物療法で最初に使われるのは「非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)」ですが、
このくすりだけで病気のいきおいを抑えられる例は慢性関節リウマチの患者さん全体の10〜15%にすぎず、大部分の患者さんは、その上に位置する「抗リウマチ薬(DMARD)」を併用しなければならないのが現状です。
さらに、非ステロイド性抗炎症薬と抗リウマチ薬を併用しても病気のいきおいを抑えられない患者さんがこのうちの半分近くあり、
これらの患者さんは、さらにその上の副腎皮質ステロイド薬を併用することになります。
結局のところ、慢性関節リウマチの患者さんの大部分は非ステロイド性抗炎症薬と抗リウマチ薬の二種類のくすりを使って治療をしており、
さらにこのうちの半分近くの患者さんはそのうえに副腎皮質ステロイド薬を加え、合計3種類のくすりで治療しているというのが、慢性関節リウマチ薬物療法の現状です。
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リウマチの基礎療法
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慢性関節リウマチの治療ピラミッドの土台となっている基礎療法とは、どのような
ものでしょうか?

慢性関節リウマチの「基礎療法」は、年齢や性別、病気になってからの年月、病気の軽重を問わず、
どの時期のどの慢性関節リウマチの患者さんにも必要不可欠で、今後の慢性関節リウマチ治療の「土台となる基本的な治療手段」です。
基礎療法にはつぎのようなものが含まれています。
病気の知識
「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」のことわざどおり、患者さんにまず慢性関節リウマチという病気についての知識をもってもらうことが治療の第一歩で、すべてはここからはじまるといっても過言ではありません。
慢性関節リウマチは、病気にかかっている平均の期間が20年という、自然経過のきわめて長い病気です。
ですから、慢性関節リウマチとは、
「こういう病気だから、このようにやっていかなければならない」
とわかっている人とそうでない人とでは、長い療養生活のあいだに治療結果がはなはだしくちがってきます。
たとえば、同じくすりをのむにしても、
「なぜこのくすりをのまなければならないのか」
がじゅうぶんにわかってのむ場合と、
なにもわからず、ただ「医師にいわれたからのむ」場合では、服薬にたいする真剣さがちがってきます。
数ヶ月、ときには数年にわたって、一日三回くすりをのみつづけるのは、想像するだけでもたいへんなことです。
できれば「くすりなどのみたくない」というのがごく当たり前の心情でしょうから、服薬にたいする「真剣さ」の差は、くすりの「服用率」の差になって表れてきます。
「このくすりにはどういう効き方をして、どういう副作用があるのか」
を患者さんが知らないと、遅効性の抗リウマチ薬がすぐ効いてこないからといってくすりを勝手にやめたり、
なにか不快な症状があるとすべてくすりのせいにして、くすりをやめてしまうことがあります。
こうなるとなかなか本格的な治療にとりかかれず、その間に病気は悪くなっていくわけです。
1988年のアメリカバンダービルト医大リウマチ科内科教授・ピンカス博士の調査では、学歴によって慢性関節リウマチの患者さんの生存余命がちがってくることがわかりました。
学歴の高い患者さんのほうが、学歴の低い患者さんよりも長生きするのです。
平成6年に厚生省のリウマチ調査研究QOL班が慢性関節リウマチの患者さん1500人を対象に行ったアンケート調査でも、
学歴の高い患者さんのQOL(生活の質)レベルは、学歴の低い患者さんのそれよりも高いことがわかりました。
つまり、高学歴の患者さんのほうが、低学歴の患者さんよりも病気の状態をよりよいレベルで維持しているわけです。
この事実は、学歴の高い患者さんほど病気についてよく勉強し、正しいくすりの使い方や治療方針をよく知ったうえで、適切な治療をつづけているためである、と考えられます。
温める・冷やす=両者の使い分け
慢性関節リウマチの本体は関節の炎症です。
炎症の「炎」の字は火を二つ重ねて書いてあるように、慢性関節リウマチでは関節が熱をもって燃えている状態になっています。
熱をもって燃えているところを温めれば、炎症はますます燃え上がって、いっそうひどくなります。
たとえば、外傷性の炎症であるうちみや捻挫を風呂に入って温めたりすると、腫れはいっそうひどくなり、痛みが増してきます。
うちみや捻挫は、冷やして腫れをひかせなければなりません。
これと同じで、慢性関節リウマチで腫れて熱をもっている関節は、温めないで、冷やさなければなりません。
しかし、冷湿布や水のうで冷やしても、冷却効果はせいぜい皮下数ミリまでしか及びません。
皮膚表面に近いひざ関節や手関節などでは炎症にたいする冷却効果がありますが、厚い筋肉におおわれている肩や股関節などには外部からの冷却効果はとどかないことになります。
それどころか、関節のまわりの軟部組織が冷やされ、この部分の血管が収縮して血液の流れが悪くなり、組織が酸素不足を生じてかえって痛みが強くなります。
慢性関節リウマチでは、関節の動きが悪くなるにつれて、その関節を動かす筋肉の筋力低下と萎縮がおこってきます(両者をあわせて医学用語で「萎弱」とよびます)。
これは、関節の可動城(曲げ伸ばしの範囲)が減少すると、関節を曲げる筋肉(屈筋)は完全に伸展することができなくなり、
関節を伸ばす筋肉(伸筋)は完全に収縮することができなくなるためです。
このように、完全伸展・完全収縮ができない状態におかれた筋肉は、栄養障害をおこして力を失い、萎縮してきます。
関節の可動城が小さくなると、皮膚や皮下組織などの関節のまわりの軟部組織も伸び縮みがじゅうぶんにできなくなり、筋肉と同じように萎縮してきます。
こうして、動きの悪くなった関節のまわりには、萎縮して血液の循環の悪くなった組織がたくさんできてしまうことになります。
このような組織はいつも酸素不足になりやすい状態にあり、痛みの閥値(痛みを感じる刺激の填め)も下がって、痛覚刺激にたいして敏感になっています。
このような部位を冷やすと血管は収縮し、血液の流れがさらに悪くなり、酸素不足がひどくなって痛みが強くなります。
慢性関節リウマチの患者さんが冷えにたいして敏感で、冷房車に乗ると痛みが強くなったり夏でも靴下を履いて寝るのは、このような理由によるものです。
慢性関節リウマチでは、症状の現れた関節にも、
「冷やさなければならない部位と、温めなければならない部位が近接してある」
のが特徴で、
「なんでも冷やせばいい」「温めればいい」と画一的に決めるのは正しくありません。
炎症のある関節では、夜寝ていて関節を動かさないでいるあいだに炎症性の代謝性活性物質が関節のまわりにたまり、「朝のこわばり」となって現れます。
慢性関節リウマチの患者さんは一日のうちで朝がいちばん具合が悪く、
起床後、短い人で数秒、長い人では午前中いっぱい(なかには夕方までほとんど一日中)関節がこわばって力が入らず、手足やからだを思うように動かせない患者さんもいます。
こわばりがからだの一部(手足など)に限られている場合には、その部分の関節をお湯につけて温めながら動かすと血液がたくさん流れるようになり、
関節のまわりにたまった炎症性の代謝活性物質がとりのぞかれ、こわばりがとれて関節が動きやすくをります。
こわばりが全身にわたるような場合には風呂などで温めるのがよく、そのため、慢性関節リウマチの患者さんのなかには毎朝風呂に入る人もいます。
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リウマチのくすりと早期治療の重要性
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慢性関節リウマチは原因不明の病気ですから、その治療は、病気の原因から治していく「原因療法」はなく、すべて「対症療法」です。
慢性関節リウマチのくすりを一年のんだからといって、病気そのものが治るわけではありません。
慢性関節リウマチのくすりは「病気を治す」ためというよりは、
「痛みやこわばりなど病気による患者さんの苦痛をなるべく少なくして、仕事や日常生活の遂行を容易にし、
関節破壊などの病気の進行をできるだけ遅らせるのが目的」
といったほうが正しいかと思われます。
では、病気を治す治療法はまったくないのかというと、かならずしもそうはいいきれないのです。
どんな病気でも、病気のはじまりの時期には症状は軽く、早く治療をすればくすりもよく効き、治りも早いものです。
これにたいして、病気を放置し、時間がたって症状が重くなり病気がこじれてから治療をはじめても、くすりの効きが悪く、病気も治らないという結果になります。
慢性関節リウマチも同じです。
「そのうち治るだろう」と素人療法やその場限りの治療法にたよっていると、発病早期の貴重な時間をむだにしてしまいます。
そのあげく、骨の破壊や変形など、だれがみても慢性関節リウマチとわかる段階になってはじめて本格的な治療をはじめても、くすりの効きは悪く、思うような成果があがらないことになります。
慢性関節リウマチは「治りにくい病気」であることはまちがいありませんが、
もしこの病気に「治るチャンス」があるとすれば、それは「発病早期」のまだ骨の変化や関節変形などのみられない時期、
現実的には「発病後およそ一年以内の時期」に限られると考えられます。
だれがみても慢性関節リウマチとわかるほど進んだ段階では、病気はしっかりとからだのなかに根をおろし、「治らない」かたちとなっています。
慢性関節リウマチは難病です。
「たえまなくつづく全身の痛み、進行する肢体不自由とそれにともなう精神的・社会的・経済的困難、生存余命の短縮」
など、生涯にわたるたえがたい苦しみを考えるとき、
「こんなになるのだったら、あのとき、なぜもっと真剣に本格的治療に取り組まなかったのか…、」
と後悔の念とともに無念の思いをもっておられる患者さんはたくさんいることでしょう。
慢性関節リウマチになった場合、将来、このような後悔や無念の思いをもたないですむように、完全に治るチャンスがあるかもしれない唯一の時期、すなわち発病早期に「病気を治してしまおう」という完全治癒を狙った治療を行うべきなのです。
カテゴリー:リウマチの治療
リウマチ治療の専門科
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総合病院や大学の付属病院には「リウマチ外来」、または「リウマチセンター」が設置されているところがあります。
たとえば、東京女子医科大学のように、「膠原病・痛風・リウマチセンター」の名で運営されていたり、
日本医科大学や都立墨東病院のように、以前から「リウマチ科」がおかれている病院があります。
また、整形外科に「関節外来」がおかれている病院があります。
1996年度より「リウマチ科」が標榜科として認められるように法律が改正されましたので、今後、リウマチ専門病院は「リウマチ科」を標榜するようになると思われます。
そうなれば、これまで内科に行ったらいいのか整形外科に行ったらいいのか迷うことが多かった慢性関節リウマチの患者さんにとって、ずっと治療が受けやすくなることでしょう。
カテゴリー:リウマチの治療

